エンジニアにおすすめ?の非技術本

エンジニアにおすすめの非技術本

年間100冊以上いろいろなジャンルの本を読んできて、ためになった非技術本を備忘録をかねて紹介します。 エンジニアじゃなくても役に立ったら嬉しい。

ビジネス・経営学

ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 ジム コリンズ (著), 山岡 洋一 (翻訳) 

同じような業種で飛躍した会社と飛躍しなかった会社を調査し、そこにある共通点を明らかにした1冊。経営学の本では特に有名なうちの1冊です。 会社をテーマとしていますが、個人が飛躍するためのヒントも十分に得られるはずです。


ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典

マーケティングを知りたい人にぜひオススメの1冊。 ストーリーパートと解説パートで分かりやすく読みやすい構成です。


クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法 デイヴィッド・ケリー (著), トム・ケリー (著), 千葉 敏生 (翻訳)

近年話題となっているデザイン思考の本です。 「自分はクリエイティブではないから・・・」とチャレンジを避けている人にぜひ読んでもらいたい1冊。


プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)

言わずとしれたドラッカーの本。ドラッカー本はもしドラで取り上げられたマネジメントが有名ですが、個人の働きかたにフォーカスしたこの本はエンジニアとしての働き方を考えさせられる1冊でした。


ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知 上田 惇生

こちらもドラッカー本。ドラッカー本は数が多く、全て読むのは骨が折れますが、この本はドラッカーの考えを広く紹介してくれるので、まずこれを読んでみて気になった本を読んでみるというのが良いと思います。


LIFE SHIFT リンダ グラットン (著), アンドリュー スコット (著), 池村 千秋 (翻訳)

これから平均寿命が伸びていくことによって、個人の生き方に変化が訪れることを書いた本。 自分の人生設計に大きく影響を与えている本です。


超一流になるのは才能か努力か? アンダース エリクソン (著), ロバート プール (著), 土方 奈美 (翻訳)

超一流になるのは才能か努力か?という疑問に対して、研究を元に超一流と一流の人の違いを明らかにした本です。


ゼロ-トゥ-ワン-君はゼロから何を生み出せるか ピーター・ティール (著), ブレイク・マスターズ (著), 瀧本 哲史 (その他), 関 美和 (翻訳)

ペイパルマフィアとして有名なピーター・ティールが書いた起業に関する本。 競争を避けるなど、一般的に知られている経営戦略とは違った視点で書かれており、考え方を変えさせてくれた1冊です。 スタートアップに勤めている人には特にオススメ。


スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

ティモシー・テイラー (著), 池上 彰 (監訳), 高橋 璃子 (翻訳)

経済学の基礎を知りたい人にオススメの本です。 経済学の基礎を広くカバーしているためこの2冊で基礎はほとんどカバーできると思います。

仕事術・読書術

マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門 岡野 純

数あるタスク管理本の中で一番分かりやすく、ためになった1冊。 マンガ形式なので本が苦手な人にもオススメです。


レバレッジ・リーディング 本田 直之

本を読むのが嫌いな人や時間がかかってしまう人に読んでもらいたい1冊です。 本は頭から読まず読みたいところだけ読むという著者の主張のおかげで読書が進むようになりました。


自己啓発

7つの習慣ティーンズ ショーン・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (編集, 翻訳)

自己啓発本の中では1、2を争うレベルで有名な7つの習慣ですが、かなりのページ数のために全て読むに時間がどうしてもかかってしまいます。 このティーンズ版は10代後半の青少年を対象にした本ですが、7つの習慣の大切な部分をしっかりと押さえているため個人的にはこちらの方がオススメです。


人生計画の立て方 本多 静六

自分の人生計画というものをしっかり考えるきっかけとなった1冊。 自己啓発本にありがちな、単なる考え方の本ではなく、職業の道楽化、4分1貯金など実践的な内容も言及しています。


自助論 サミュエル スマイルズ (著), 竹内 均 (翻訳)

自分自身の努力で人生を切り開いていくことの大切さを説いた本です。 古い本ですが、数多くの偉人に影響を与えた本でもあります。


白いネコは何をくれた? 佐藤 義典

ドリルを売るには穴を売れの著者が書いた、マーケティングを人生戦略にどう活かしていくかを書いた本。 こちらもストーリー仕立てになっているのでとても読みやすいです。

哲学・思想

史上最強の哲学入門

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 飲茶

哲学の入門書の中で一番わかりやすい本だと個人的には思っています。 世界の哲学者たちが考えてきたことを分かりやすく知りたい、理解したいという人にオススメです。


14歳からの哲学 考えるための教科書 池田 晶子 史上最強の哲学入門が哲学者の考えフォーカスした本だとしたら、こちらは自分で考えることにフォーカスを当てた本です。 考えるって実はとても深く難しいというのを認識させられた本です。


自由に生きる: よき縁となし、よき縁となる。抜苦与楽の実践哲学 プラユキ・ナラテボー

この本は仏教に関する本なので、哲学というカテゴリーとは違うかもしれませんが、漠然とした哲学より今自分が抱えている苦しみにどのように向き合っていくかということにフォーカスされた本です。 悩み事がある人、悩みを抱えがちな人にぜひ読んでもらいたいです。

心理学

幸福優位の7つの法則 ショーン・エイカー (著), 高橋由紀子 (翻訳)

ポジティブ心理学という分野の本です。内容的に自己啓発っぽいですが、大学での研究を元に人が幸福になるためにはどうすれば良いかということを明らかにしています。 読んだ後元気が出る本です。

投資・蓄財

となりの億万長者 トマス・J・スタンリー (著), ウィリアム・D・ダンコ (著), 斎藤 聖美 (翻訳)

億万長者というイメージを覆す1冊です。 億万長者というとプライベートジェットを持って、高級外車を乗回すイメージでしたが、実は地味?な億万長者の実態と蓄財方法が分かります。


私の財産告白 本多 静六

「人生計画の立て方」でも紹介した本多静六氏によるお金の貯め方の本です。 本多静六氏がどのようにしていち大学教授から日本を代表する資産家となるまでの経緯とその考え方が全て書かれています。


アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書 山岡 道男;淺野 忠克 (著)

教科書と書かれているだけあり、投資というもの全般について分かりやすく解説してくれている本です。


臆病者のための株入門 橘 玲

株にフォーカスを当てた1冊。短期トレーディング、長期のファンダメンタルズだと投資方法はいろいろありますがその長所短所を著者の毒が混じった文章で表現しています。

※投資に関しては自己責任でお願いします。

健康(肉体・メンタル)

反応しない練習 草薙龍瞬

本来なら思想カテゴリーに入れるべきなのですが、自分自身がこの1冊でメンタル的な不調から脱することができたのでここで紹介しています。 悩みを抱えている方、うつ気味な方にぜひ読んでもらいたい一冊です。


シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 デイヴ・アスプリー (著), 栗原 百代 (翻訳)

ちょっと前にバズったバターコーヒーダイエットの本です。実践するまでは眉唾な内容でしたが、実際やってみて10キロほど痩せることができました。

歴史

ニュースのなぜ?は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問 茂木 誠

IS問題、核問題、ブレクジットなどニュースでよく見かけるけど説明しろと言われるとわからないことって結構あると思います。 そういったニュースのなぜを歴史的経緯を元に分かりやすく解説してくれている本です。


IT全史 情報技術の250年を読む 中野明

IT業界に身を置いていても実はITの歴史を知らない人は少なくないのではないでしょうか? 腕木通信と呼ばれる通信から始まり電信、電話、インターネットと続く現代までの通信の歴史を書いた本です。

その他

孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 前野 ウルド浩太郎

「子どもの頃に、バッタの大群に女性が襲われ、緑色の服が食べられたという記事を読んで、自分もバッタに包まれてみたいと思っていたんです。」という変態研究者のバッタへの情熱が詰まった本です。バッタに興味がなくても人生をかけている筆者の情熱を感じて欲しいです。

参考にさせていただいたリンク

http://qiita.com/Hoshi_7/items/50eba98d4915c2ad4e60 タイトルをリンクにするというやり方を参考にさせていただきました。